今年の抱負の考え方

抱負を考えるってむずかしい。
抱負というのは目標を達成するための心積もりといった立ち位置だろうか。


そもそも抱負を決める目的はなんだろう。
具体的な目標があればそれでいいんでないか?
1年の始まりに期待半分、不安半分で出発するためのお守りみたいなものか。


そんなことを考えていると目標設定も抱負設定もできないので、とりあえずスパイラルに目標と抱負を設定する方法を形式化。
あれこれ考えると一歩が踏み出せなくなるので、あえて何度かみなおしながらスパイラルに進んでいく方法を採用。

  1. 人生の目標を見直す
  2. 長期的目標を見直す
  3. 中期的目標を見直す
  4. 短期的目標を見直す
  5. 去年の目標とその達成度を考察する
  6. 抱負を決める

人生の目標を見直す

ない場合はここでじっくり考える必要がある。
あったとしても、年に一度は確認しないと忘れてしまったり、ズレていったりするので修正・確認を行う。
ズレていくのは、人生の中で価値観が変われば当然のことなので、逆に言えばかっちりした目標でないほうがよい。

長期的目標を見直す

10年スパンの長期的目標を見直す。
30代では何がしたいとか、40代では何がしたいとか。
かなえたい夢を書くところかな。

中期的目標を見直す

長期的目標を元に、年次ごとにマイルストーンを設定する。
30代で年収1000万を目指すなら、「28歳で独立」とか。
こういうのは仕事に傾き勝ちなので、家族のことや、趣味のこととか、いろんな方面から考えれるとよい。

短期的目標を見直す

今年の目標がマイルストーンとして設定されたところで、
それを達成するためには何月までに何をこなさなくてはならないかを考える。
具体性があるので、ここで「無理だろ」と思ったらスパイラルに中、長期目標を見直す。

去年の目標とその達成度を考察する

今年度の目標が決まったとこで、昨年は何を目標にしていて、どれくらい達成できたのかを考える。
達成できていない部分は何が悪かったのかを考えて、今まで立てた目標を見直す。

抱負を決める

長期的な目標にかなえたい夢を書き、そこからブレークダウンしてきたので、ここまでくると希望でいっぱいだと思う。
それでもどこかで「そんな夢に本当にたどりつくのか?」と本能が拒絶するかもしれない。
わずかに残ったネガティブなイメージを吹き飛ばすような、または積み上げたポジティブなエネルギーをさらに膨らますような、
そんな言葉を今年の抱負として掲げる。


抱負は目標を達成するための心積もりなのだから、目標にリンクさせるといいかな。



ちなみに私の今年の抱負は
「行動体力」

あれこれやりたいことがいっぱいあって、取捨択一を迫られる。わがままにいこう。捨てるんじゃなくて全部やる。
最初はしんどいかもしれないけど、やってうちに”行動体力”がついて楽になる。

しんどいときは、「今体力が付いている」って実感しながらがんばりたいです。