ETFで国際分散投資可能なのか?不可能なのか?

この辺をみると、ETFを使うと簡単に国際分散投資が可能でプロに負けないポートフォリオを構築できるらしい。


でも本当にそんなに簡単にリスクを抑えたポートフォリオを構築できるのだろうか?

為替リスクはどうなる?

例えば円建てのETFで世界経済に連動するような商品を買うとしよう。この商品は簡単に国際分散投資を実現し、プロ顔負けのポートフォリオを構築できると謳う商品を買うとしよう。

購入したETFは安定して評価額を伸ばしてゆき、長期投資としては申し分なかった。



けど、
ここで鳩山さんの主導する日本経済が大迷走。為替が大きく傾きなんと1ドル200円の時代がやってきた!
こうなると、ETFの評価額が順調に推移していっても、その国際的価値は半分に…




これはドル建てのETFをもっていても同じことで、ひとつの通貨で国際分散投資ってのは端から無理があるのではないだろうか?

じゃぁどうすればいいんだろ

ポートフォリオの考え方の根本で「どの通貨を所有するか」ってのを入れるべきなんだろう。
その上で、各通貨をどんな商品に投資するかで分散投資を考えればいいのではないか?円、ドル、ユーロ、新興国通貨の4つくらいに分散させた上で、「円をどうやって運用するか?、ドルをどうやって運用するか」の次のフェーズで具体的なポートフォリオを考えればいい。これあってる?